画面にタイトルの警告を出す詐欺が多発していますが、すぐに行動してはいけません。
ボタンを押さないで下さい。
システムはウイルスに感染しています
上のようなメッセージが表示されます。あわてて「OK]を推しそうになりますが、触ってはいけません。右上の「✖」で消そうとしても反応しません。
ただのブラウザ表示詐欺
最近流行りのこの手の警告は、ブラウザでネット閲覧中に突然出てきます。
問合せではほとんどの人が「何もしていないのに突然出た。」と言っていますが、よくよく聞くとブラウザでネット閲覧中に起きています。しかもごくフツーのサイト閲覧中に起きています。
しかし、よく考えればIEなどのブラウザがウィルスを検知して警告を出すなどありえません。
ウィルスを検知した場合、ウィルスソフトが警告を出してくるはずで、その場合はポップアップウィンドウにウィルスソフト名が書いてあったりすると思いますが、そんな表示はありません。
よく見ると、おかしな警告で、ありえないのです。
安全に停止
ただのブラウザ表示である以上、メッセージを消すのではなく、ブラウザ自体を停止させればいいのです。但しクリックしたくないのでタスクマネージャーから停止するのが安全と思われます。
[Ctrl] + [Alt] + [Del] を押します。
画面が変わると思いますので、「タスクマネージャー」をクリックします。
タスクマネージャが表示されたら、そのブラウザ(IE等)をクリックして「タスクの終了」をクリックします。複数タブを開いていた場合、全て終了されます。
この方法であれば、確実の警告を消すことができます。
Windowsドライバを更新していません
システム警告として以下のようなメッセージを表示させる詐欺もありますが、対処はみな同じです。
単なるブラウザ表示による騙しですから、タスクマネージャを起動しブラウザを選択。
タスクの終了でプロセスやアプリケーション自体を停止させます。