震災の翌日はのんびりした雰囲気だったが、原発が大変だとわかると、午後から雰囲気が一変した。
スーパーに行ってみたら、なぜかパンの棚が空っぽ。それからどうも水(ミネラルウォーター)がなくなっていた。
他の店に買いに行くのは面倒くさいし、だいたいミネラルウォーターを買い続けるのはコストがかさむので現実的ではないと思った。
よって、ポリタンクを買うことにした。石油を入れるアレに水道水を入れておけばいいと思ったのだ。
ミネラルウォーターを10本も買うよりも、効率的だし、持って帰るのもラクだ。
ところがポリタンクも売ってない。
ゴミ箱・・・。
45リットルも入る。新しいからキレイだし。1500円くらい。
これに水を入れておいて飲めばいい・・・と思った。
最初はムダな買い物だったかと思ったが、21日頃に事態は変わった。水から放射能が出た。自分の住んでる地域は大丈夫そうだけど。
このゴミ箱で放射能を防ぐことはできないが、どうも水道水の放射能にはムラがあり、雨が降った直後に多くなった気がする。
よって、その期間の水を飲まなければいいという判断で、検出されない時期の水を貯めて置いてその時期はゴミ箱の水を飲むことにした。
どのくらいの期間飲むかわからないけれど、水が腐るといけないので、キャンプ用の炭を買った。3kgで300円(備長炭のつもり)
作り方はこちらを参考にした。
http://www.murayoshi.com/sumi/jyoka01.htm
これを買って水に入れておくことで、長期間の保存に耐えられるようにする。45リットルもあるし。
「水を貯める=ポリタンク」という図式が頭の中にあったが、持ち運びをしないのならポリンタクである必要はないと思う。
今回は家に置きっ放しだし、容量も多いのでかえってこちらの方がいい。
備長炭とかでは放射性物質はろ過できない気がするので、安全な時期の水を溜めて、長期保管するという方針です。
こうすればミネラルウォーターの買占めも起きないし、コストもかからない。
乳児のいる家や被災地に水などが回り易くなるのではないか。
同じ職場で濃度の高い地域の人がいたら分けてあげてもいいかもしれない。
自分的には小さな被災地支援のつもり。
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東京都水道局でも水の汲み置きを推奨し始めたようです。(4月2日確認)
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/banzen/b02.html