海外から突然の国際電話。
「新しく買ったパソコンで、無線LANがすぐに切れて困る。」と相談された。
現地の状況もわからないし、いきなりそんな相談をされてもサッパリわからない。
電波の受信状態がよくないのではないか？と思ったが、無線アクセスポイントはすぐ近くにあり、電波強度は悪くないらしい。
何よりも、「隣に座っている同僚のノートパソコンは無線LANが切れることはない。」とのこと。
隣のパソコンが正常なら、確かにそのパソコン側の原因の可能性がある。
調べてみると、海外の無線アクセスポイントには、無線の省電力モードに対応していないものも多いようだ。
これかもしれないと中りをつけて、設定を変更してもらった。
※画面イメージは windows8 です。
1.コントロールパネルから電源のオプションをクリック。
※表示方法は大きいアイコンとなっています。
2.プラン設定の変更をクリック。
3.詳細な電源設定の変更をクリック。
4.電源オプションがポップアップで出てくるので、「ワイヤレスアダプターの設定」から「省電力モード」をクリック。
設定で「最大パフォーマンス」を設定します。
変更後、暫く使ってみてもらったが、その後は無線LANが勝手に切れることはなくなった。
無線LANが不安定になる要因は様々だが、今回はこれが原因だったようです。
