パソコン起動時に「DHCP」と表示される箇所でやたら時間がかかる事象があります。
パソコンはノートで東芝 dynabook CX/45KYD です。
Windows7なのでもっと早く起動できるはずなのですが、Windows表示が出る前の段階で時間がかかります。
原因はBIOS設定でした。
OSから入れ直しをした後からこの事象が出ました。
起動時、「dynabook」の表示が出ている時に[F2]を押すことで、BIOS画面に入れます。
「起動」タブに矢印キーで移動すると、以下のような設定でした。
最初がCD/DVDドライブ。これはOSから入れ直しをするためにCD起動に変えたのですが、ハードディスクはなんと5番目。
ネットワークアダプタより低い順序になっていました。
これが原因のようです。
順番変更はF7/F8キーです。HDDが一番優先されるよう変更し、F10で保存。BIOSを終了しました。
この後、起動が早くなることを確認しました。
再発防止
しかしBIOSを触っている時に、おかしな点に気付きました。
今回触ったBIOSが、普段使っているDELLのBIOSと違う動きをしたことです。
DELLの場合、CD・DVDドライブの起動順を上げたい場合は、このドライブをピックアップして優先順位を上げていました。
しかし今回のBIOSはF7/F8で順番変更するのはわかるのですが、並び順を保持したまま回転していくような動きをしました。
当初の並びは、
HDD/CD・DVD/USB/Removable/Network でした。ここで、2番目のCD・DVDの順位を上げようとしたところ、1番と2番が入れ替わるのではなく、ハードディスク(HDD)が5番目に変わってしまいました。玉突きでスライドするような動きです。
その結果、意識もしていなかったネットワークアダプタの起動順がハードディスクよりも上位となり、今回の事象になりました。
しかしいろいろ試した結果、2種類の動きが確認できました。
BIOSの「起動」画面で直接F7/F8を操作した場合、上記のような玉突きスライドのような動きをします。
しかし「1st Boot Device」を選択し、ENTERキーを押すと「OPTION」というブルーの小さな画面が表示されます。
ここで最初に起動したいDeviceを矢印キーで選択後にENTERキーを押すと、このDeviceと「1st Boot Device」が入れ替わります。
このやり方で操作した方がよさそうです。
BIOSについて
Windows起動後にBIOSについて確認してみました。
スタートボタンから「プログラムとファイルの検索」に「msinfo32」と入力しENTERを押します。
するとBIOS情報が表示されます。今回のBIOSは、American Mega Trend のバージョン2.50 でした。