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ドロップダウンリストの活用(2) 【『名前の定義』を使う】

ドロップダウンリストの活用(1)の続き

仮にシート名が長かったりすると、掲載される文字列も長くなり見づらくなるので、後でメンテナンスが煩雑に感じられることもあります。


先ほど設定した上記のsheet1の$B$1 から $B$3 までという記述もアルファベットの羅列で、どことなく見づらく感じたので、『名前』を活用してみました。



■『名前』の活用

EXCELには特定の範囲に勝手に名前をつける機能があります。


ここでは上記の「=Sheet1!$B$1:$B$3」という範囲に『金額』という名前をつけてみます。

さきほどの、sheet1の$B$1 から $B$3 を選択して右クリックし、「名前の定義」をクリックします。


これに『金額』という名前をつけて、OKをクリックします。


ここで先ほどの『別シートからの選択』で作成した入力規則を再び表示してみます。


現在は「元の値」に「=Sheet1!$B$1:$B$3」という値が入力されていますが、ここを
先ほど作成した『金額』という名前に置き換えます。


同じリストが表示されます。

シート名と座標で管理するより、日本語の方が管理しやすい方は、名前を活用すると直感的にわかりやすいかもしれません。