書いてあるのは英語の聖句の一部。最後の2行の箇所です。
見よ。わたしは新しい事をする。
今、もうそれが起ころうとしている。
あなた方はそれを知らないのか。
確かに、わたしは荒野に道を、
荒地に川を設ける。
■荒野に道を
ひどい目にあった場所には行きたくないもの。そういう場所は誰にでもあると思う。
自分の中の『荒野』のような場所。
監禁された都心の繁華街とか、圧力団体に待ち伏せされた場所とか。
しかし何で人生に2度もひどい目に遭うかと。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私たちは知っています。
という箇所が聖書にある。試練の時に神と出会ったという人は多い気がするが、結果的に自分もそうで、聖書の言葉は本当だと身を以て知りました。
10年前、被害者の会というところに相談してみても、いい答えはなかった。
「状況は永遠に改善しないだろう。」
「今まで解決した人は聞いたことがない。」
「諦めてこの状況と付き合っていくしかない。」
と言われましたが、そうはならなかった。
どんな権力ある人たちも、神の前では枯れ行く草のように脆く、状況はまったく変えられた。
あの場所だけは行きたくないと思っていた場所も、10年後に歩いてみたらまったく別の風景に見えて、なぜか愛着すら感じました。
かつて荒野のようだった場所に、確かに道と川ができているように感じ、ふと上の聖句が浮かんできました。
荒野のような状況でも、主と共に歩んでいれば、きっと道とか川が作られていくのでしょう。