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見えない貧困の記事

こういう記事や特集が増えてきている気がするが、気のせいだろうか。


http://diamond.jp/articles/-/85315
姉弟が餓死していたという記事。
2度生活保護を申請したようだけれど、働ける年齢ということもあって断られたようだ。
一軒家、一人きりではない、収入もあり、障害者年金ももらっている、、などで断られたのだが、ある日餓死の状態で発見される。



こちらは貧困に陥った女性。
http://news.yahoo.co.jp/feature/79

借金で風俗へ入り、今は家がない。風俗の待合室にしか居場所がなく、住所がない。
住所がないので、就職活動ができない。
住所がないので、家も借りられないという負のスパイラル状態。


以下の文章が印象に残る。


今回の姉弟に限らず、中高年世代の多くは、働くことを前提とする高度経済成長期の時代設計の
中でいまも生きている。そうした「レール」から、様々な理由で一旦外れてしまうと、元に戻ろ
うと思っても、そうした道筋が想定されてないため、なかなか“人並みの生活レベル”にまで
這い上がることすら難しい。


問題は貧しいこと自体よりも、孤立していることだと思うのですが、確かに転落すると孤立してしまうことは多い。昔からあるらしく、聖書にも書かれている。
財産は多くの友を増し加え、寄るべのない者は、その友からも引き離される。(箴言19:4)


日本では福祉の領域。
アメリカでは教会がセーフティネットの役割を担っているようだ。


実際聖書には、八方塞がりでイエスさまに会いに来た人多い。
教会でも八方塞がり状態で神に出会ったという証しは多い気もするし、一度「レール」から転落して立ち直った方々の証しも耳にする。


立ち直った人たちが今度は励まし、支援し、伝える側に回る時が来ているのかもしれないと、少し感じます。


寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。主がその善行に報いてくださる。
箴言19:17)