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Googleの人に聞いてみた

GoogleDriveとDropBoxの違いが気になったので、Googleの人にも聞いてみました。

DropBoxの人に聞いてみた はこちら


想定しているのは工事現場での使用。
低速の回線の事務所で大きなサイズのCADデータを扱う。
このCADを別の事務所にいる複数の担当者が、閲覧したり編集したりするのです。


しかも遠隔地の(本社とか)担当者と共同で作業を進めるために、同じファイルにアクセスする必要がある。



排他制御

まず共同作業で一番重要な排他制御がかかるかどうか?


これは「かかりません」とのこと。


Googleの発想は排他ではなく「共同作業」だからGoogleAppsではexcel(みたいな機能)で複数人が同時編集できる。これは衝撃的だったが、排他はかからない。


そして一番のネックが、『CADは使用できません。』とのこと。

どういうことか?オンラインで同期するなら可能では?と思うが。
もちろんローカルでCADを編集し、それをクラウドと同期させることは可能。


しかし、そのクラウド上のCADデータを別の人が編集するということはできないようだ。
excelやwordは可能らしいが。



そんなことがあるとは思わなかった。


工事現場使用では致命的。今回は候補から消えた。



しかし、DropBoxも2月から価格改定がある。
Dropboxビジネスが大幅な値上げになることが残念。


その対抗馬として、価格にアドバンテージのあるGoogleを考えていたのだが、そもそも利用用途というか設計思想が違うようだ。
CADデータは一度パソコンのデスクトップなどにコピーして変更し、また戻すという操作をすればいいのだろうが、現実的ではないし何より誰が編集しているかわからない。


ファイルサーバの代行のつもりでGoogleDriveを検討したが、ちょっと違う。
今回の目的には向いていないようだ。