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読書感想文 『栄光のおとずれ』

かなり古い本。
初版は1973年。最後の版が1992年。
25年後の今、新品で入手できたことはありがたい。


栄光のおとずれ―アルゼンチン・リバイバルの驚異的記録

栄光のおとずれ―アルゼンチン・リバイバルの驚異的記録


アルゼンチンのリバイバルの話しは聞いたことがあったが、ここまでとは思わなかった。
アメリカの宣教師がペロン大統領の病を癒す。それをキッカケに始まった大リバイバル
聖書を信じていても、「そんなことがあるのか。」と圧倒される。



リバイバルが来ますように。』と祈ったりするが、本当のリバイバルは凄まじい。
黙示録に長老達が冠を投げ捨てて神の前にひれ伏す記述があるが、本当にそんな感じ。




気になった文章をいくつか。
伝道集会に失敗した宣教師の回想。



自分の思いの迷路に落ち込んで、主から逃れていた。


いろいろ思いを巡らし、最善のパートナーと最善の策で集会を開いた。
しかし収穫はなかった。


何がいけないかは考えるが、主とは向き合わず自ら「主から逃れていた。」という告白は、痛いところを突いていると思う。


そういうことはあるかもしれない。






1954年4月中旬から6月中旬にかけて、二か月にも及ぶ
この地上の栄光は、まるで天国が地に
かがみ込み、口づけしたようであった。

10万人のスタジアムが連日満員。外には入れない人々が数万人いた。
それでも2か月間癒しが起こり続ける。


「神のおとずれ」は人間が制御するのではなく、神の側からやってくるようだ。


数年前、アルゼンチンにいる牧師がやってきて、日本に来るはずの空前絶後の大リバイバルについて触れていたことを思い出した。
この本を超えるほどのことが起きるとしたら、すごいことだ。