ブログタイトル

米政府、カスペルスキー製品撤去を命令

米政府がロシア製のウイルス対策ソフト「カスペルスキー」を排除する方針を決めたそうです。
記事はこちら


驚き半分、やっぱりという気持ち半分です。
今のところは、カスペルスキーのソフト本体に不正があるということではなさそうですが、今後ロシア政府による強要や通信傍受を可能とする法律を懸念しての予防対処のようです。
https://jp.reuters.com/article/usa-security-kaspersky-idJPKCN1BO2SC


機能の詳細を知らないので、なんとも言えませんが、だいぶ前にアメリカとカスペルスキーいづれ争うのではないかと感じたことがあります。


ある時、カスペルスキーを使用しているパソコンで、通信をブロックしたという警告が出ました。
ブロックした内容を確認してみると、なんとマイクロソフトへの通信でした。詳細は覚えていませんが、エラーレポートとかそんなものだったと思います。


いわゆる世間一般で「正常な通信」と思われているものです。

マイクロソフトという名前を信用していますが、その通信が本当に必要なものか、何を送信しているかは実のところわかりません。
もしかすると送信する必要がないものも含まれているかもしれないと、認識を改めた出来事。
それと同時に、カスペルスキーはここまでやるかという驚きました。こんなことをしたらいづれマイクロソフトから排除されると思ったからです。


今回の措置は、どちらが正しいのかわかりません。
アメリカからの圧力のようにも感じますが、二国間の関係が悪化すれば、本当にロシアがカスペルスキーに不正な情報取得を依頼する可能性も絶対ないとも言い切れません。



いづれにしてもソフト(OS含む)設定の際には、必要以上の通信は許可しないように設定し、「ユーザーエクスペリエンスの向上のため」という謎の文言にも軽々しく「同意」しはい方がいいのだなと思わされた記事です。