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今年のトップニュース(自分の中で)

世の中の流れとは一切関係なく、自分が気になったニュースを勝手に紹介。
インドネシアの青年が海で49日間漂流し、生還したニュースがあった。
www.theguardian.com

www.bbc.com


日本のメディアでは、漂流していたところを49日目にパナマ船籍の船に助けられ、日本からインドネシアに帰ったという記事が多かったが、英語版ではインタビューの中で、「聖書だけが慰めだった。」とあり聖書と祈りについて触れていたりします。
親も必死に祈っていたといいます。



エンジンを積んでない舟で遭難し、たまたま大型船に出会う確率はどれほどだろうか?
導いたのは神だと思うが、生還した本人はそれをリアルに感じたのではないだろうか。


聖書は確かに励ましとなるが、単なる気休めではないと思う。こんな風にも書いてある。

『神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。』
ヤコブ4章8節


チリ落盤事故

このニュースを見た時、2010年のチリ落盤事故を思い出した。
700メートルの地下に33人が69日間も閉じ込められた事故。
全員が生還した奇跡的な救出と、励ましあったメンバーが話題となった。しかしその後、32名はPTSDを発症してしまい、炭鉱で働くことや日常生活に支障がでるようになったようだ。
屈強な男たちでも、体力があっても、根性があっても、69日間も生死の間をさまよえば、そうなるのが普通らしい。


生還した中でただ一人、全く症状がなかった人物がいた。


その人は地下でリーダーとして皆を励ました現場監督であるが、この人にはもう一つの職業があった。


その職業とは「牧師」。

PTSDと聞くとどこか他人事でない。
iroiro-memo.hatenablog.com

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絶望的な状況の中でこそ、神は存在感を増して支えてくれる
もしかしてこの人はこの事故を「死にそうになった出来事」としてではなく、「神が助け出してくれた出来事」として記憶しているのではないか。


過去の体験から勝手にそんな風に想像している。