仕事と幼児
連休だけど仕事をしなければならなかった。
とは言うものの、調査なので出社する必要はない。
ここで問題なのはどこで仕事をするかである。
子育て中の場合、自宅で仕事をしていると子どもがやって来て、あそんで〜・・・となる。別の部屋にいてもやってくる。
今はお仕事中だからと説明してもわからない。
3才くらいだと、
「いっしょに はたらく」
と言い出して、いろいろめちゃめちゃにされるので、コ・ワーキングスペースへ行ったり、近所のマクドナルドに行ったりして、ノートパソコン + スマホ でテザリングして乗り切っていた。
そして5歳になった。
今日もマクドナルドに行こうかと準備をしつつ、とりあえず別の部屋で仕事をしていると、案の定やってきた。
パパはお仕事なんだと説明したが、
「いっしょに おしごとするんです。」という反応。ここまでは変わらない。
今日は横長のプラスチックのボックスを持って来た。
これを寝かせて、フタの部分を手前に開く。フタがキーボード。箱の方がモニタでパソコンなのだという。
なぜかモニタ(箱)の大きさを定規で測っている。仕事をしているということのようだ。
途中で飽きて本棚を探し始めた。
「イエスのえほんがあります。」と言いながら、”こども聖書”という本を持って来た。
「おれ くりすちゃんなんです。」と、なぜか初対面モードで自己紹介。
「あなたは くりすちゃんですか?」と質問されたので、
「そうです」と答えると
「きょうかいに いくと うたがあるからたのしいですよね。」と、言っていた。
賛美の時間は部屋の隅っこに逃げて遊んでいるけれど、実は楽しいようだ。
普段口ずさんでいるから、何気に聞いているのだろう。
しかしなぜか全て敬語。
幼児なりのお仕事モードのようだ。
一応、大人の世間話をイメージしているのだなと思いつつ、話しかけてはくるけれど邪魔はしない。
成長したなぁ・・・としみじみ思いました。