子連れでしかも予報は雨
幼稚園児と沖縄へ。
同じ年齢層の子育てをされてる方の参考になるよう記録を残します。
空港まで
羽田発 沖縄行き ANAの飛行機に乗りました。羽田までは車で行きました。駐車場は「P4」に停めましたが、「P3」でもよかったかもしれません。
平日でしたので、予約なしで普通に停められました。
それよりも高速道路が混んでいて少し焦りました。土日に首都高を走ることはあるので、時間感覚はあるつもりでしたが、平日の方が意外と混んでいました。
機内
今回は安い券でしたので、座席は一緒にはできないタイプでした。しかしウチの子は幼児。単独はムリなので自分は離れた場所に座るとして、母親と子どもは一緒にしてもらわないとムリです。
案内係の方に自動の座席発券機を案内されましたが、荷物もあったので、人のいる窓口へ行き事情を説明。
母親と子どもは一緒にしてもらえました。
今回は那覇空港が混んでいたため着陸に時間がかかり、機内で3時間ほど過ごしました。
幼児には限界だったかもしれません。しかしもっと小さな子供を連れた親子が沢山搭乗していたことは意外でした。
隣りに座ったお子さんは結構ぐずっていました。
席は真ん中の列。
母親が通路側に座り、隣に子ども。自分は同じ並びですが、少し離れた窓側のブロック。
子どもの隣はキチッとしたスーツに身を包んだ若いビジネスマンの方でした。
周囲に迷惑をかけないか心配していましたが、気が付くとウチの子が、隣のビジネスマンとお話しをしています。
後で聞くと、動画を見ていたところ、ウチの子が話しかけたようです。よくおじさんに話しかけるのです。
隣の方のMac Book Airで二人で空手の動画を見ていました。動画の様子から極真の方のようです。すると、突然ウチの子がビジネスマンにパンチ!!
いつもハラハラさせられます。
後でそのビジネスマンの方にお礼を言って雑談をしたところ、その方も5歳の男の子がいるそうです。共通の話題で少し打ち解けました。
レンタカー
沖縄旅行にレンタカーは必須。レンタカーは「ルフトトラベルレンタカー」でした。バスでレンタカー屋まで行くのですが、以前借りた「トヨタレンタカー」より随分遠くにありました。
窓口では追加オプションを薦められます。
事故の際のレッカーやら営業補償やらのオプションで「2,500円」くらいです。
説明としては、最近運転の荒い外国人観光客が多いからということでした。
それと駐車場での事故がすごく多いそうです。
トヨタレンタカーの時はこんなの勧められたかな? と少し疑問を感じながら、当時と事情が変わっているかもしれないので一応入りました。
乗り込みの段階になり、疑問が。
トヨタレンタカーの際にやった、乗り込み前のキズのチェックをしようとしません。
仕方ないので、自分で車の周囲を回っていると、気づいたらしく「キズのチェックをしましょうか」と申し出てきて、一緒に回りました。傷はなかったが気になる箇所があり、汚れか傷か確かめた。
但し、記録をとっている風ではなかった。少し大雑把は店という印象でした。
傷に対して大らかであればいいのですが、いざ事故になった時、初期状態がちゃんと記録されているのだろうかと少し不安になりました。
車種はトヨタのVitsでした。
数年前にもトヨタレンタカーでVitsを借りたのですが、走った感じの印象が随分違いました。
トルクが下がったような・・・。今回は高速を多用したせいでそう感じたのかもしれません。
踏み込まないと走らない感じ。パッソに近い印象でした。
ホテルまで
ホテルは恩納村。読み方は「おんなそん」です。「おんなむら」ではありません。
機内でウチの子の隣にいたビジネスマンが教えてくれました。
泊まったホテルは「リザンシーパーク谷茶ベイ」。
以前泊まったのと同じホテルです。狙って行ったのではありません。
安いプランを探して予約したら、なぜか同じホテルになりました。
ホテルの特徴としては、ビーチに面した横に長いホテルです。
廊下は迷子になりそうなくらいジグザグです。ウチの子はこのジグザグが気に入ったようです。
今回のお部屋はビジネスホテルみたいな感じでした。
以前宿泊した際には最上階で、広かったです。おそらくどの部屋からも海が見えるので沖縄気分には浸れると思います。
沖縄で子どもと遊ぶ
まず、ホテルの前の砂浜で「砂遊び」。
「沖縄ってたのしいなぁ~」と言っていました。
・・・5歳児はそんなもんです。
砂遊びセットはホテルの売店で買いました。これは東京まで持って帰ることになります。
それからホテルの中庭にあるエアートランポリンがすごく気に入ったようです。
両方とも東京でもできるよねと思いましたが、沖縄の印象はいいようです。
目の前にビーチがあるときっと何か違うのかもしれません。
雨の日の沖縄
シーズンオフですし泳ぐきはなかったですが、天候は曇りでした。
予報は雨だったので、いつ雨がふってもいい想定で動きました。
2日目の朝は「DINO恐竜PARK やんばる亜熱帯の森」へ行きました。
www.okashigoten.co.jp
これも沖縄でなくてもいいのでは? と思いましたが、ウチの子は恐竜が好きなのです。
ここは屋外ですので、雨が降らないうちにと朝一で行きました。
行く前は「きょうりゅうはおれがぶちころす!!」と息巻いていた息子ですが、入口にある恐竜の置物で既にダメでした。
動いて声がでる恐竜と一緒に写真を撮ろうとしても逃げてしまいます。
入場後も動かない恐竜はいいのですが、声が出る恐竜はトラウマレベルで怖かったようです。
特に途中で出てくる謎の巨大ムカデを見た時には走って逃げてました。
また、自分が動くティラノサウルスに近寄ろうとすると、「おとうさん! やめて!」と叫んでました。
最初の勢いはすっかり鳴りを潜め、「きょうりゅうはこわすぎた・・・(本気)」と、しみじみ呟いていました。
次に訪問したのは「沖縄フルーツランド」です。恐竜のところから2kmほどの場所にあります。
ここはかなり気に入ったようです。怖くないですし。
www.okinawa-fruitsland.com
ここはクイズに答えながら進んで行く屋内オリエンテーリングみたいな感じです。一部屋根がないですが、ほぼ雨天も大丈夫そうです。
秘密の扉を開けたり、さらわれた王さまを助け出すというストーリーで、楽しんでいたようです。
参加型なので、子どもは楽しいようです。一番年齢にあっていたと思いました。
ここが2日目のメイン。「沖縄美ら海水族館」
churaumi.okinawa
目の前で泳ぐジンベエザメを見せたかった。
・・・のですが、反応はイマイチでした。
まず「暗くていやだ」とのこと。
ジンベエザメはそれなりに驚いたと思いますが、恐竜のインパクトが強すぎたか。
何よりも幼児にとって「見るだけ」の施設は退屈なのかもしれません。
水族館で一番気に入ったのが、プロジェクターで映し出された「動く魚」。
壁に映し出された魚に手を近づけると、逃げます。
これが不思議らしく、夢中で遊んでました。
しかし遊ぶだけでは飽き足らず、見ている人たちに「これは手を近づけると逃げるんですよ」と、有志のボランティアのような解説をしていました。
夕食はホテルの近くの「ぱいかじ」というお店に行ってみました。
paikaji.jp
新しくて明るい雰囲気の店構えを見て入ることにしましたが、最初にお通しの価格解説の紙を見せられて、少し不安に。
しかし民謡ライブはよかったです。予約なしで行ったため、ライブの見えない奥の部屋に通されましたが、ライブ終了後に三線を持った方が一人入って来て、一つ一つのテーブルを回って歩き、一曲づつ演奏してくれました。
これはすごいサービスだなと感心しました。
どうせ食事をするなら、少し高くても「沖縄ならでは」の雰囲気や体験ができた方がお得な気持になれます。
そんなニーズに見事に応えてくれたと思います。
ウチのテーブルでは「ハイサイおじさん」を演奏してくれました。
5歳児と旅行
今回身に染みたのが、「参加型じゃないとダメ」というところ。ただ見るだけでは物足りないようです。
独身の頃は観光地に「なんでこんなモノがあるんだ?」 と、疑問に思ったものも、子連れには役に立つものもあるのだとわかりました。
子どもは何よりも、「家族で一緒に大きなホテルに泊まる」という「特別感」を楽しんでくれてるようでもありました。
親と一緒に出掛けるのを喜んでくれる時期に、年齢に相応しい楽しさを共有していければと思います。