ある日、ポストを開けると手紙が入っていた。
息子が書いたサンタへの手紙。
「シンカリオンはやぶさ」が欲しいと書いてあり、土日に一緒に買いに行くわけにはいかないので、平日に買いに行った。
残業を終え、ヨドバシアキバへと向かい、6階のおもちゃ売り場へ。
22:00の閉店直前だというのに、レジには長蛇の列ができていた。同じようなお父さんたちの列だ。
閉店ギリギリでレジを済ませ、今度はラッピングのコーナーに向かう。
5階ラッピングコーナーもまた行列。
なかなか大変だ・・・と思いつつ、こんなことができるのも今のうちかなとふと思う。
お父さんたちの行列に並びながら、昔を思えばここに並ぶことができる自分は、きっと幸いなのだと感じた。
30分ほど待って、ヨドバシカメラを後にしたのは22:30頃であった。
24日の深夜、下駄箱の上の棚に隠したプレゼントをこっそりと出し、クリスマスツリーの下に置く。
朝になり、「サンタさんありがとー!」という子どもの叫び声が聞こえた。
なかなか大変だったが、サンタの代行は楽しい。