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与える者の幸い

最近、2歳の子と遊ぶ機会がある。


だんだん自分達に心を開くようになってきてくれた。
特に妻とはだいぶ仲良くなってきて笑顔が出てきたようだ。


食事の時間。その子があまりにもパクパクとすごいスピードで食べてしまうので、妻が小さく取り分けて一回の分量をお皿の上に置き、その子はそこからスプーンで食べている。
子供の行動はは面白い。まず食べ物を手でつかみ、それをスプーンに乗せて食べている。大人からすると、『スプーンの意味あるの?』という気持ちにもなるが、おそらく本人はスプーンを使えるようになりたいのだろう。微笑ましい。


最近その子はスプーンですくったご飯を、妻の口元に差し出して「あーん」と食べさせてくれる。たまに食べてあげるとものすごく喜ぶようで、一緒に遊んでいる時よりも、今までのどの時よりも嬉しそうだったという。


誰かに愛情を注ぎ、それを相手が受け取ってくれるということは、
いつも食べさせてもらって、嬉しいのだろう。
それと同じことを誰かにしてあげているという状態は、もっと嬉しいのだろう。