Windows10は半年に一度メジャーアップデートが来る。
これがなかなか大きいサイズで2018年、春のアップデート(1803)のサイズは4.5GBだったという記事を見た。マイクロソフトの公式ではないけれど。
こんなサイズのものが半年に一度落ちてくるのだ。どんな感じでダウンロードされるのか、仕組みはわからないが、ネットワークに負荷がかかることは間違いない。
ドコモのルーターを使用していたら
自宅勤務の方から相談があった。
固定のネットの回線を引いておらず、ドコモのWi-Fiルーターでインターネットを使用している。
月ごとの通信制限が7.5GBでかかってしまうのだが、どうすればよいか?
実際、この方はまったく身に覚えがないのに、ある日突然、「通信量が制限に近い」みたいな警告が表示され、驚いたことがあるらしい。
なぜだろうと悩んでいたらしいが、Windows10のメジャーアップデートに起因しているかもと最近気づいたようだ。
もし自宅にWindows10が2台あったら、通信制限に引っかかってしまうかもしれない。
手動でダウンロード
Windows10のメジャーアップデートは手動でダウンロードすることも可能だ。
以下のサイトからツールをダウンロードし、インストール用メディアを作成できる。DVDなどに焼いて使用可能。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
光回線などを引いている環境でダウンロードし、DVDに焼いて低速環境(ADSL)や通信制限のあるキャリア環境にあるパソコンに導入すれば通信量の不安もなくなる。
但し、ダウンロード可能なのはあくまでも最新版のみである。
タイミングの調整
Windows10メジャーアップデートはタイミングの調整が難しい。
ある日突然アップデートが完了し、再起動要求が来てしまう。
そのまま再起動してしまうと、長時間パソコンが起動しなくなったり、業務に支障がでることも多い。
メジャーアップデートがリリースされてすぐは、不具合も多そうで導入する気にはなれないが、数か月経過した後、手動でダウンロード・インストールすれば、自分で通信量やタイミングをコントロールすることもできる。
通信制限に引っかかったり、再起動したらパソコンが数時間起動してこないなどという変な制約から解放されるかもしれない。