こちらはLiveメール同士の移行方法です。Liveメールから他のメール(Outlook)への移行については、アドレス帳の移行のみこちらに記事があります。
一番簡単な方法?
Liveメール同士の移行では、自分が知っている中で一番簡単と思われるので記録。
メニューのエクスポートからメッセージを移行した場合、「インポートされたフォルダ」から手でメールを移動しなければいけなくなった。
しかもフォルダごとの移動はできず、フォルダを予め手で作成しておき、そこにメールを移動するという原始的な方法を取らざるを得ない。
Outlook Express ではフォルダごとメッセージをインポートできたのに、なんでこんな仕様になったのか理解に苦しむ。
エクスポート/インポートのやり方ではなくフォルダごと移動してしまうのが、一番簡単だろう。
データの保存場所
◆Liveメールの保存場所は以下の通り。(Windows7/8を想定)
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft
の配下にある「Windows Live Mail」というフォルダをコピー。移行先PCの同じ個所に被せていく。
移行先のPCでは一度 Liveメールを起動しておく必要がある。こうすることによって、同じ「Windows Live mail」というフォルダが作成される。カラ起動のような作業である。
アドレス帳も単純に「アドレス帳」フォルダをコピー/貼り付けした場合、アドレス帳内のフォルダ(分類?)が全く反映されない。これもフォルダでコピーすることで、分類がそのまま移行される。
◆アドレス帳の保存場所は以下の通り。
事前準備としてフォルダの表示方法を変更する。
「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す。これをやらないと対象のフォルダが見えない。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Windows Live\Contacts
の配下にある「default」というフォルダをコピー。移行先PCの同じ個所に被せる。
これでアドレス帳の分類も移行される。
パスワードは入力が必要
上記手順で「ほぼ」移行が完了する。コピーだけなので、待つだけである。エクスポート/インポートより簡単と思われる。
唯一残る作業は、メールアカウントのパスワードの再入力である。これだけはなぜか移行されない。
作業完了後は「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」にチェックを戻しておくのが望ましいだろう。