勧誘電話対策【マイライン編】という記事がありますが、意外と反応がありこれで困っている人はいるのだなと再認識しています。
悪質勧誘電話は不意討ちのようにやってきて、こちらの事情とは関係なく一方的に話し、しかも事実ではない説明をすることもあります。(というかされました。)
「マイラインの今の値段はどうなっているか?」
「今はどんな回線を利用しているか?」
「今より安くなるかどうか?」
「申込むかどうか?」
「なんで申込まないか?」
『断っても一方的に話された。』と相談されたことがありますが、申込みを検討する気がないのに、商材を中心とした会話に終始しているとしたら、論点がズレていないだろうか?と疑問が残ります。
「安くなるのになぜ申込まないか?理由を教えろ。」
と言ってくる悪質な業者もいたと聞いていますが、基本的に勤務中は会社と雇用契約の下にあり、今聞くべきかどうかの判断はこちら側にあります。
そのために特商法という法律があり、「断っていい。」と太鼓判を押してくれてます。
それを無視した勧誘は禁止されており、悪質なものは処分の対象です。
勧誘電話自体が相手のペースであって、そもそも
・勤務中であり、
・業務と関係ない話題であり、
・断ることは認められている
というのが本来のスタンス。
断りたい場合、『どうして○○がいらないか?』ではなく、論点は『そもそも勧誘電話を受ける気があるかどうか?』というのが本来のような気がします。
そのため相手に伝えるべきは、以下の3つではないかと思います。
1.職場として勧誘電話対策をしている。(受ける気がない)
2.特商法等の法律を理解している。
3.違反した場合、監督省庁に即通告できる体制がある。
(しかもホントにやりそう。)
一方的に話すような悪質業者が神経を集中しているのは、
「このまま説得して押し切れる相手かどうか?」
の一点ではないかという印象を受けています。
「気まずくなろうが100%断ってくる相手かどうか?」
「逆に省庁に苦情申出をしてくるような相手ではないかどうか?」
こんな感じの要素を敏感に感じ取り、勧誘を続けるか、やめるかの判断しているのでは?と感じたことがありました。
相手のためにもハッキリと
相手から引き下がり、二度とかかってこなかったケースはいくつかありますが、
『販売目的と説明しなかった』と伝え、少し攻勢に出たところ、丁重に謝ってきたケースがありました。
この一言で「2.特商法を理解している」、「3.省庁に通告するかも」が伝わり、危険と判断したためと思われます。
『過去の勧誘電話の録音は全部残っている』と通告したところ、二度とかかってこなくなった業者もありました。
正式な社名、担当者の氏名、連絡先電話番号を聞いたら向こうから切ったという記録も見たことがあります。
もしも申込む気がないなら、早めの段階でその雰囲気をを相手に伝達し、『申し込む気もなく、スキもない。』と伝わるような対応をした方が、お互いにとっていいかもしれません。