クリスマスは『サンタの記念日』ではなくて、
キリストの誕生日です。
聖書でこの日のことを見ると興味深い。
キリストが生まれる時、それを事前に察知した人たちがいた。夜の星を見て気付いた人たち。
まずは野宿していた「羊飼い」。
それから外国から来た天文学者。(3人のはかせ)
生誕を事前に察知したのは、実は「宗教家たち」ではなかった。
羊飼いは貧しく、今で言うならば「貧困層」。
「はかせ」は外国人であって、東方から(イランの辺り)来たのではないかと言われている。
だから「キリスト(救い主)」という発想があったかどうかも定かではない。
「キリスト教」というと宗教チックで、日本では「外国のもの」という印象が強い。
しかし、そもそも聖書は創造主と人間の和解のお話し。
この日キリストの生誕を祝ったのは、権力者でもなく、崇高な宗教者でもなく、世から相手にされない人たち。それと今までユダヤ教と関係なかった外国人でした。
神は隔てなくすべての人を招いている・・・と、語っているかのような生誕の一場面です。