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Officeプロダクトキーの入力

「プロダクトキーがわからない」という相談。


何のプロダクトキーか? と聞くとOfficeだという。
なぜOfficeのプロダクトキーの入力が必要か? と聞くと、勝手にパソコンを初期化してしまったという。


初期化で不具合が解決することもある。
しかしその時に気を付けなければならないのは、Officeのプロダクトキーを紛失して復旧できないというケースがけっこうあることだ。


この事務所に関しては、OfficeのCDは現地にあるはずなので、現地にないか探してほしいと依頼した。
因みにこのパソコンのOfficeはOEM版/プレインストール版。
PC購入した時にOfficeがセットになっているものだ。


決まったCD以外からインストールして別のプロダクトキーを入力するとライセンス違反となる。



保管方法

探してもらった結果、なんとかOfficeのCDやプロダクトキーは出てきた。
しかしありがちなミスなのだが、OfficeのCDだけまとめて保管されていた。


だからどのパソコンにどのOfficeが入っているかわからない。


ソフトごとではなく、端末ごとに備品を保管しておかないとわからなくなる。またはOfficeのパッケージに端末の番号や名前を書いておくなど工夫が必要だ。
適当にインストールすれば、重複インストールされライセンス違反のような状態になりかねない。



プロダクトキーの確認方法

マイクロソフトから時折ライセンス調査依頼が来るので慌てないように正しいOfficeを入れておきたい。


そのためには、今インストールされているOfficeのプロダクトキーを確認し、CD(またはカード)と突合させてチェックする必要がある。


他のパソコンにインストールされていないプロダクトキーがあれば、それが今回入力を求められているパソコンのOfficeプロダクトキーということになる。


現在インストールされているOfficeのプロダクトキーについては、コマンドで確認が可能。


今回はWindows7 Professional 32bit にOffice2010がインストールされていた。
コマンドは以下の通り。Office14とフォルダ名にありますが、Office2010のことです。


cscript "%programfiles%\Microsoft Office\Office14\ospp.vbs" /dstatus






最終的に一台づつ上記コマンドを入力し、OfficeのCDにあるプロダクトキーと比較し、インストールすべきCDを特定しました。

便利なコマンドではありますが、一台づつコマンドでチェックするのは大変手間です。


本来は上記コマンドを使用することなく、備品を管理する方が望ましいです。