今日は息子のオンライン授業があった。
小学校低学年で、4時間のオンライン授業をする。
学校から配布されたのはパソコンではなくてchromebook。
昨年はマイクロソフトのTeamsを使用していたと思うが、今日はGoogleのMeetを使っていた。
ルールを決める
いくつかのルールに沿ってやっている。・トイレは何も言わずに行っていい
・飲み物は好き時に行ってもいいが、画面から外れた見えないところで飲む
・普段はマイクはOFFにしておく
・注意は先生がする(「マイクをOFFにして」とか)
過去に何度かchromebookを自宅に持ってきて接続確認をしたこともあったが、学校でも事前に練習をしていたようだ。
訓練と将来
隣で見ていて驚いたのは、このオンライン授業が非常にスムーズに進んだことだ。子供のオンライン授業なんて収集つかないカオス状態になると思っていた。
目立ちたがりの子が大声で騒いだり(ウチの子)するだろうと思っていたのだが、そんなことはなかった。
ただ一方的に講義したり画面を見せたりするウェビナーのようなものを想像していたのだが、まったく違った。
先生は一人づつ指名しながら、子供が答える。
そのたびに子供はマイクをONに切り替えて回答し、発言が終わったらOFFにするのだ。
これを低学年の子供が難なくやってのける。
プリントをやって、オンラインで一人づつ答える。
正解の場合はみんなで画面に向かって拍手や腕で丸を作るジェスチャーで参加する。
図工?の時間だってあって、描いた絵を一人づつ画面に向かって発表する。
4時間もあるのに、ちゃんと「授業」として成立していた。
もちろん途中でハウリングした子の音声が全体に流れたり、音声をONにできない子がいたりしたこともあったが、会社のオンライン会議よりも効率よく感じたほどで驚いた。
子供の頃、地震の避難訓練をしたが、海外の人が見るとその様子は衝撃的らしい。
それと同じように、ちゃんとルールを決めて、訓練をすればオンラインでも効率的にできることを目の当たりにした。
自治体や学校によってルールは違うだろうが、こんな訓練を受けた子供たちが将来大人になったら、どんな世界がやってくるのだろう。
オンラインでも全く問題なく情報交換できて、今まで時間がかかったり、できなかったこともできるようになるかもしれない。
そんな希望を感じたオンライン授業でした。
ただ休み時間はフツーにカオスでしたけれども。