デスクトップからアイコンがなくなったという申告があった。
消し間違いかと、ゴミ箱などを調べても存在しない。
暫くすると別の担当から同じ申告が上がってきた。
よく聞いてみると、二人の話しには共通点があった。
「外出したらアイコンが消えた。」ということ。
電話で聞いている分にはデスクトップが全て消失したのかと思ったが、消えたアイコンは全てショートカットであった。
しかも普段いる事務所内の共有フォルダへのショートカットだという。
調べていると、このおかしな事象はwindows7の機能の一部だと判明。
これはwindowsの機能で、『システム保守のトラブルシューティング ツール』によるもので、破損したショートカットを自動的に削除するという仕組みがwindows7にはついているらしい。
外出して事務所のサーバへのアクセスが不可となり、「機能していないショートカット」と認識され削除されてしまったというのが真相のようだ。
https://support.microsoft.com/en-us/kb/978980/ja
削除を回避する方法として、コントロールパネルから上記ツールの停止か、フォルダを4つ以下に絞ることを推奨している様子。
デスクトップだけが対象であるならが、デスクトップ上にフォルダ一つ作り、そこに事務所サーバへのショートカットを退避しておくという方法もできそうだ。