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宣教師の視点1

日本人にはキリスト教は定着しない・・・とも言われていますが、本当にそうでしょうか?


6年ほど前、海外の日本人宣教師の話しを聞く機会がありました。
そこで日本人クリスチャンの意外な側面を垣間見たので書いてみます。



■クリスチャンは1%以下?

この数字はよく耳にします。自分も「少ないんだ。」と思っていましたが、ある日本人宣教師の方から意外な事実を耳にしました。


この話しを聞いたのは2010年ですから、だいぶ前のことになりますが、当時も「1%以下」という数字が定説のように語られていましたから、この数字の背後の状況は今も変わっていない可能性があります。


2006年当時、ギャラップの調査結果で日本人の6%が、「自分はクリスチャンです。」と回答していたといいます。また10代の若者の間でクリスチャンの割合が急激に伸びていたとのことです。
当時は教会学校に携わっていたので、少しは役に立ったかなと嬉しく思いましたが、もしそうなら、その世代は現在20代になっていることになります。


■乖離?

では「1%以下」と「6%」の乖離は何か?
1%以下という数字はどうやら礼拝出席者数であって、教会側が意識している数字。
ギャラップの調査は巷の人に対して行われたので、「クリスチャンです。」と回答していても、礼拝に出席していない人が多かったということ。そのためズレが生じていると指摘していました。この人たちをいかに教会に呼び戻すか?が日本の課題というのが、宣教師の方の認識でした。


礼拝に行かなくなったものの、キリストを神として意識しているのです。


最近も別の宣教師からも、そんな人たちの話しを聞くことができました。
同じ課題が日本の教会に突き付けられている気がしたので、それは続きで書こうと思います。