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災い転じて

外出禁止のゴールデンウィークとなりました。


「出かけない。」ではなく、

「家にいなくてはいけない。」です。


テントを買って、初めて家族でキャンプに行ってみようかという妄想は全てチャラになりました。(まだ買ってないですが)




しかし、悪いことばかりではありません。
「外出禁止」の中で、思わぬ幸いもありました。


それは、子供の成長を間近に見ることができること。


緊急事態宣言が出る前は、毎日帰宅時間が午前0時頃。
子供の顔を見るのは、土日だけという日々でした。


土日のたびに「あれ? 大きくなったな」と感じることもしばしば。
知らないうちにどんどん大きくなる子供の姿に、嬉しさと寂しさの混じった複雑なものを感じていました。



ところが今回のゴールデンウィーク中は、毎日その姿を見ることができます。
別に外出禁止でなくても、連休中は子供と一緒に過ごすのですが、旅行などに行ってしまうと、「計画」に気を取られていることも多いかもしれません。。
車で移動。何時までにあそこへ到着しなくてはいけない。
到着したら遊ばなくてはいけない。
・・・など、実はタスクと向き合ってしまい、子供と向き合っている時間は少なかったかもしれません。


外出禁止でずっと家の中で向き合っているからこそ、今回のGWはより成長を身近に感じられたように思います。


こんなに長い時間、子供と一緒に過ごせたことは今までないことで、まるで「育休」のようです。


こんな日常があるんだと知ることができました。


毎日子供の成長を見ながら暮らせたら、きっと幸せだろうなと「バーチャル育休」を体験させてもらった気分です。


外出禁止令で自由にならない毎日は災難だけれども、この状況に於いても「すべては益に変えられる。」という御言葉を肌で感じられるのは、憐みなのかもしれません。