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地の塩

素晴らしいメッセージを聞いた。


聖書にはとても厳しい箇所がある。
そこに薄々気づきながらも、いつ頃からか触れないようにというか、見て見ぬふりをして過ごしてきた気がするが、聖句の厳しい一面がハッキリと語られていて、かえって気持ちよかった。




初めて一人で聖書を読んだ時の印象は、とても厳粛なものだった。
信じたての頃は聖書をそのまま真に受けて、その勢いで教会生活をしていたつもりでしたが、次第に周囲の様子を見ながら、「ここまで真に受けなくていいのか。」と周りに調子を合わせ、長い時間をかけて厳粛な印象は薄れて行った気がします。


今日の箇所を語る牧師さんは、あまりいなかったような気がするが、初めて一人で聖書を読んだ時の感覚がそのまま語られていた。


初めて聖書を読んだ頃は、社会的に脱落していて仕事をしておらず、奨められるまま教会に行き、聖書を読んでいた。


社会に復帰の見込みも立たない中で、聖書の言葉には希望があった。
もし万が一このまま社会に復帰できなかったとしても、聖書の教えを守るならば、神には喜ばれるかもしれないという希望だ。


思い出しながら、あの頃に真に受けていた感じは、的外れではなかったのだなと腑に落ちた。