5歳の子と遊ぶ機会があった。
まず、公文をやって採点をしてあげた。
ひらがなの勉強をしていたが、「す」が間違っている。
「す」なのに点が付いていて、「お」に近い。
間違っているよと教えてあげた。
小さい子はかわいいもんだなと思いながら、一緒にトランプをしようとなったので、神経衰弱をすることになった。
本人曰くすごく強いらしい。(「す」は書けないけれど)
まぁ遊んであげましょうかと、「神経衰弱」を開始。
まず一枚目。
いきなりペアを引き当てられた。この子はツイていると思いながら続ける。
しかし、以降はすごい勢いでペアを引き当てていく。
一度めくったカードは全部覚えているようだ。
最初は大人の余裕をかましていたが、本気モードに。
こちらは「確かこの辺に5があったはず・・・"」レベルの記憶だが、
「その隣が"5"だよ。」と完璧に覚えている。
結果は5ペア差で負け。
「す」が書けない子とは思えない。
実は自分は職場では記憶力のいい方で、少し自信があった。
なので、神経衰弱なら余裕と思っていたが、そんな余裕は打ち砕かれた。
その子は全然集中している様子もないのに、完璧に覚えている。
もう一回やろうと言おうとしたが、やめておいた。
何かが決定的に違うので、勝てる気がしない。
今でも「一体どうなっているのだ?」と不思議に思う。